「ソルト」

監督：フィリップ・ノイス
出演：アンジェリーナ・ジョリー（『ウォンテッド』『チェンジリング』）
リーヴ・シュレイバー（『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『ディファイアンス』）
キウェテル・イジョフォー（『2012』『アメリカン・ギャングスター』）
配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

概要：CIAエージェントのイヴリン・ソルト（アンジェリーナ・ジョリー）は、何者かの陰謀によってロシアスパイの嫌疑をかけられてしまう。逃走を図ったソルトはCIAの追跡をかわしながら、自らの容疑を晴らすべく、たった独りで真相究明に乗り出す。

評価：★★★★☆
感想：話題のアンジー姐さんのスパイ映画を観てきました。
流れるような逃走シーンや爽快体当たりなアクションスタントシーンはとても楽しめました。
ただし、スパイのスパイのスパイのスパイ・・・風の設定は微妙。あまりやり過ぎると何でもありになってしまいそうで。
私的にはスパイと世界救出の狭間での心の葛藤みたいなシーンがもう少しあると感情移入もしやすかったかと。
あとは予告や宣伝で情報を流し過ぎだったかと。
しかし間違いなく退屈なく楽しめる娯楽大作でした。
拷問シーンがあるのでお子様向けではないが。お色気シーンは少ないが。短めでまとまっていて良くできてると思います。

（以下ネタばれ）
最初、結婚記念日でとっとと帰ってたら作戦失敗だったのだろうか。つま先ナイフは金属探知検査ぐらいしてから入室させるのが普通では。オルロフもあっさり脱出してるし。スタンガンのアクセルは無茶なんだけど実に面白かった。ＣＩＡもＫＧＢもＦＢＩもあっさりやられすぎていいのだろうか。賛否のラストは正直気に入りません。続編は人気があってから考えればいいわけで。