2013年03月16日
クラウド アトラス
「クラウド アトラス」
監督:ラナ・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー(『スピード・レーサー』)
出演:トム・ハンクス(『幸せの教室』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』)
ハル・ベリー(『ニューイヤーズ・イブ』『X-MEN:ファイナル ディシジョン』)
ジム・ブロードベント(『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』)
ヒューゴ・ウィーヴィング(『ホビット 思いがけない冒険』『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』)
ジム・スタージェス(『ガフールの伝説』『ブーリン家の姉妹』)
ペ・ドゥナ(『空気人形』『グエムル -漢江の怪物-』)
ベン・ウィショー(『007 スカイフォール』『テンペスト』)
ジェームズ・ダーシー(『エクソシスト ビギニング』)
ジョウ・シュン(『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』)
キース・デヴィッド(『GAMER』『トランスポーター2』)
スーザン・サランドン(『ウォール・ストリート』『ラブリーボーン』)
ヒュー・グラント(『噂のモーガン夫妻』『ラブソングができるまで』)
配給:ワーナー・ブラザース映画
概要:1849年、太平洋諸島。若き弁護士に治療を施すドクター・ヘンリー・グース(トム・ハンクス)だったが、その目は邪悪な光をたたえていた。1973年のサンフランシスコ。原子力発電所の従業員アイザック・スミス(トム・ハンクス)は、取材に来た記者のルイサ(ハル・ベリー)と恋に落ちる。そして、地球崩壊後106度目の冬。ザックリー(トム・ハンクス)の村に進化した人間コミュニティーのメロニム(ハル・ベリー)がやって来て…。
評価:★★★★☆
感想:兄弟から姉弟になってしまったウォシャウスキー監督の話題作を2D字幕版で観ました。
19世紀から24世紀まで続く輪廻転生の話ですが、OPの語り部どおり最初は時代も行ったり来たりでぶつ切りで展開するストーリーがよくわからず正直面白くありません。
しかし中盤から各時代で事件がおこり主役の2人が魅かれあうあたりから目が離せなくなります。
中途半端な未来描写はやむを得ないとして、映像の迫力やスピード感についてはさすがに素晴らしい。
各俳優陣が時代によって主役になったりわき役だったりが絶妙で感心しました。
EDの時に各キャストが映像付きで流れるのですが女装や男装でおおっと驚くところもありました。
残念だったのは、肝心な楽曲「クラウド アトラス」がもう少しキャッチーな曲で際立つとよかったかも。
もう一度じっくりDVDとかで見直したい作品でした。