「ヤッターマン」

監督：三池崇史
出演・声の出演：櫻井翔、福田沙紀、深田恭子、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ、岡本杏理、阿部サダヲ、滝口順平、山寺宏一
配給：松竹、日活

概要：高田玩具店の1人息子のガンちゃんは、父親の開発途中のヤッターワンを完成させ、ガールフレンドの愛ちゃんと共にヤッターマン１号、2号としてドロンボー一味と戦っていた。ある日、考古学者の海江田博士の一人娘、翔子からドクロストーンを探しに行ったまま行方不明になっている博士を探し出して欲しいと頼まれる。ヤッターマンに変身したガンちゃんと愛ちゃんはヤッターワンを出動させ、一路、博士のいるオジプトへ向かう。

評価：★★★★☆
感想：見ないつもりだった話題の王道アニメ実写版を観てきました。
原作の大ファンだっただけに出来は期待しなかったのですがとても楽しめました。
アニメ設定（微妙に違う地名やお約束など）に忠実でテンポもよく説明アニメなどもあって、多分今やってるアニメではなく当時の２０年前のオリジナルのファン向けに作られたのだろう。
設定や展開は無茶なものが多いが、当然である。タツノコアニメなのだから。
ドロンボー悪巧み→メカ作成→ドクロベエ指令→ヤッターマン情報入手→現地でドクロストン争奪戦→ヤッターメカピンチ→メカのもと→ビックリドッキリメカ→ドロンボー自爆→ドロンボーお仕置きと、この王道は引き継がれていたので、よしです。でも劇場じゃなくてもよかったかも。

（以下ネタバレ）
新聞紙が顔に貼り付いたりＥＴＣカード挿入や波をかぶるなど実写ならではのネタがよかった。回転寿司で三悪オリジナル声優が登場には驚きました。ありがたや。海江田博士娘は鼻血にスカートまくれにと非道い扱いだったが事務所的に大丈夫だろうか。ドクロベエ様は大分変わってしまったと思ってたら最後はアニメどおりの姿になって良かった。そしてラストの三悪決別シーンは台詞・オチ共にアニメそのままでとても懐かしかった。おだてブタ等ミニメカの声はアニメと同じにして欲しかった、残念。