「ウィッチマウンテン／地図から消された山」

監督：アンディ・フィックマン（『ゲーム・プラン』）
出演：ドウェイン・ジョンソン（『ゲット スマート』『DOOM ドゥーム』）
アナソフィア・ロブ（『テラビシアにかける橋』『チャーリーとチョコレート工場』）
アレクサンダー・ルドウィグ（『光の六つのしるし』）
カーラ・グギーノ（『ウォッチメン』『アメリカン・ギャングスター』）
キアラン・ヘインズ（『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『マイアミ・バイス』）
配給：ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン

概要：“ロズウェル”“エリア51”と並ぶ禁断の地“ウィッチマウンテン”。地図にも載っていない米国政府の秘密施設には宇宙がらみの謎が隠されているという。UFO大会で賑わうラスベガス。タクシードライバーのジャックは、街に溢れるSFオタクにうんざりしていた。そんな彼のタクシーに乗り込んだセスとサラと名乗る兄妹の二人組。彼らを乗せて走り出した途端、怪しいSUV車に追われるが、ジャックの並外れた運転テクニックと兄妹の不思議な力で危機を脱する。しかし、さらなる追っ手がかかり、ジャックは戸惑いながらも謎めいた兄妹と行動を共にする。

評価：★★★★☆
感想：ディズニーのＳＦミステリーを観てきました。
予告から推測していたミステリーな内容からは大きく外れて、むしろコメディに近い内容でした。
が、テンポのいい展開と迫力のアクションとドタバタの逃亡劇はとても楽しめました。
設定にも若干無理はありましたが、そこは愛嬌ということで。
もう少し説明が多いと話に深みもでてくるかと。そこは残念。
話題作に埋もれてしまったけれども、お子様連れでも楽しめる良作です。

（以下ネタばれ）
そもそもロズウェルもエリア51も出てこないぢゃないか。禁断の地の割にあっさり近くまで着いてしまうのもどうかと。政府の組織は何所だかしらないがあまりにずさん。敵のＵＦＯかと思ったらトラックだったり野犬があっさりなついたり追手のプレデター＆ターミネーターがＵＦＯ大会でウケてたりと細かい笑いが満載でした。そして終わってみれば誰も死なない、流石ディズニー。