「きみがぼくを見つけた日」

監督：ロベルト・シュベンケ（『フライトプラン』）
出演：レイチェル・マクアダムス
エリック・バナ（『スター・トレック』『ブーリン家の姉妹』）
アーリス・ハワード（『消されたヘッドライン』『幸せのポートレート』）
ロン・リビングストン（『ワイルド・クライムズ』『スティーヴン・キング 8つの悪夢』）
スティーブン・トボロウスキー（『記憶の棘』『マップ・オブ・ザ・ワールド』）
ジェーン・マクリーン
配給：ワーナー・ブラザース映画

概要：幼い日、愛する母が運転する車で事故に遭う寸前にヘンリーは突然時空の彼方へ姿を消す。以来、過去と未来を瞬時に行き交うタイムトラベラーとなるが、その行き先は彼自身にもわからなかった。誰にも信じてもらえない秘密を抱え孤独な旅を続けるヘンリーだったが、過去に降り立ったある日、6歳の少女クレアと出会う。未来からやって来たというヘンリーの言葉を信じる彼女こそ、いつか巡りあう運命の恋人だった。

評価：★★★★☆
感想：予告で気になってたＳＦラブロマンスを観てきました。
導入と設定がとてもよく俳優陣も素晴らしくとても楽しめました。
よくあるタイムトラベルモノとは違って、毎度真っ裸の何とも不便なじれったさが、そして主視点をクレアに持っていくことで待つ者の辛さや寂しさが、ＳＦなのにとても現実的で切ないものに。
動物園内に出現して子供に笑われてた所は、後で冷静に考えるとライオンとかトラとかクマでなくて良かった。危ないのだ。
レイチェル・マクアダムス、短い出番とはいえ１８才は無理があったのでは。

（以下ネタバレ）
よくあるタイムトラベルでは過去の自分に触ってはいけないルールだったのに。宝くじ、早く当ててれば財布を盗まなくてもよかったのに。運命に関係するところへのタイムスリップが原則なのに後半はどうして雪山つづきに。行きも帰りもどうして人目につかないのだろう。流産、タイムスリップ先は怖くて想像もつかない。なぜパイプカット？家族計画をしっかりすべき。