「カールじいさんの空飛ぶ家」

監督：ピート・ドクター（『ウォーリー』『モンスターズ・インク』）
声の出演：エド・アズナー、ジョーダン・ナガイ、ボブ・ピーターソン、クリストファー・プラマー
配給：ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン

概要：冒険好きな少年と少女だったカールとエリーは夢を語りながら成長し、19歳で結婚。幼い日の思い出がつまった廃屋を買い取り居心地のいい我が家に改築する。喜びも悲しみも分かち合い、つつましく生きてきた２人にも、やがて悲しい別れが訪れる。ひとり残され偏屈な老人となったカールは78歳で一世一代の冒険に旅立つ。無数の風船と共に大切な家ごと飛び立ったカールが目指すのは、かつてエリーと夢見た冒険の地だった。

評価：★★★★★（満点）
感想：ディズニーピクサー最新作を字幕２Ｄで観てきました。
冒頭の回想シーンですっかりやられてしまいました（号泣）
すっかり感情移入してからだったので、爺さんの頑固も嫌に見えずむしろ応援したくなりました。
不思議キャラは出ないと思ってたら、チョコ怪鳥にしゃべる犬と個性的なキャラはピクサーっぽくてよかったかも。
愛がテーマの本作、テンポもよく退屈もなくとても楽しい感動作でした。
３Ｄでなくても十分楽しめました。ＯＰ前のコウノトリ小話もステキです。

（以下ネタばれ）
２回目のお見舞い枝風船ですっかり号泣でした。風船で南アメリカまで１日でついてしまうのはどうかと。かつての英雄が悪役とは悲しい、そもそもカールが７８歳なのだからムンツは何歳だ。鳥がいなくても犬語翻訳首輪で十分ノーベル賞くらい取れそうなものだが。家を歩いて運ぶアイデアは良いけれど谷や崖、森を引っ張って運ぶのは無理かと。杖、なくても走れるではないか、ボールは笑えました。到着後の冒険日記の続きに貼られた写真たち、ここで一気に涙が溢れました。