「アバター」

監督：ジェームズ・キャメロン
出演：サム・ワーシントン（『ターミネーター4』）
ゾーイ・サルダナ（『スター・トレック』『バンテージ・ポイント』）
シガーニー・ウィーバー（『バンテージ・ポイント』『ヴィレッジ』）
ミシェル・ロドリゲス（『ワイルド・スピード MAX』『S.W.A.T.』）
ジョヴァンニ・リビシ（『パーフェクト・ストレンジャー』『フライト・オブ・フェニックス』）
スティーヴン・ラング（『パブリック・エネミーズ』『ザ・ターゲット』）
配給：20世紀フォックス映画

概要：息をのむほどに美しいはるか彼方にある惑星パンドラにやってきた、下半身不随になった傷痍軍人ジェイク。その星には独自の言語と文化を持ったヒューマノイドが居住しており、地球からやって来た人類と、互いの文化文明をめぐり対立。やがて壮絶な戦いが繰り広げられることに…。

評価：★★★★☆
感想：話題のＳＦ巨編を２Ｄ字幕版で観てきました。
美しい映像美と大迫力のＣＧは最初から最後まで素晴らしくとても楽しめました。
ただし、３時間弱の上映時間はさすがに疲れてしまいました。
そして肝心なストーリーも奥は深いのですが展開がハリウッド的で先読みできてしまいました。
非人道的な侵略に心を痛める人はもっといていいはず（そもそも言葉が通じるわけだし）。あの資源がないと地球が滅亡するとかもっと大きい理由がないと、ただの悪徳軍人と悪徳商人の侵略虐殺話でいただけません。
スゴイけれども感動が若干足りなかった。キャラが魅力的なので残念なのだ。

（以下ネタばれ）
３Ｄだと乗り物酔いするのでは。青い人はＸ－ＭＥＮのミスティークを思い出しました（無論彼女の方がセクシーだが）。青い人、狩猟はしているが食べ物はなんなのだろう。主人公の死ぬまで相棒の鳥は何所へいってしまったのだろう。終盤主人公が髪をモヒカンにしたら誰だかわからなくなってしまった。ミシェル・ロドリゲスはこの頃似た役ばかりになってしまった、そしていい所でやられてしまう、残念。あのロボはマトリックスのパクリですな、ミフネ艦長を思い出しました。