「ティンカー・ベルと月の石」

監督：クレイ・ホール
声の出演：深町彩里、細谷佳正、高島雅羅、山像かおり、高橋理恵子、稲葉実
配給：ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン

概要：８年に一度の“青い満月”が昇る特別な秋を迎えるピクシー・ホロウ。「秋の祭典」で“月の石”を納める“聖なる杖”を作る大役を与えられたティンカー・ベルは大張り切り。ところが、杖作りを助けようと世話を焼く親友のテレンスと大喧嘩になり、大切な月の石も壊してしまう。妖精の粉の源である月の石がなければ、妖精たちは魔法の力を失うことに。窮地に立たされたティンカー・ベルは月の石を元に戻すため冒険の旅に出る。

評価：★★★★☆
感想：ティンカーベルサーガ第２章を日本語吹き替え版で観てきました。
おそらく今年最後の劇場鑑賞でしょう（偶然にも昨年最後の作品もティンカーベル）。
前作のキャラはほとんどおまけと化してしまいましたが、テレンスとの友情や新キャラのブレイズなど見どころは満載で大変楽しい作品でした。
間のとりかたやテンポのよさ、背景の美しさ（ラストのお祭りは特に素晴らしい）はディズニーらしくいい仕上がりなのですが、やはりティンクはＣＧではなく通常アニメで見てみたい。

（以下ネタばれ）
そもそも壊れやすい国宝級の月の石を預けてしまうのはどうかと、盗難にあうかもしれないのだからイミテーションくらい用意するべき。海賊話がでたときは一瞬フック一味が・・・と期待してしまった。今回はいいけれど次回の杖は砕けた石用に作らなければいけないのでは。粉が切れて飛べない姿は何ともさびしい。トロール兄弟はいい味だしてたのに出番が少なくちょっともったいなかったか。冒険の衣装はシースルーっぽくてでセクシー度アップなのだ。