「アリス・イン・ワンダーランド」

監督：ティム・バートン（『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』）
出演：ミア・ワシコウスカ（『ディファイアンス』）
ジョニー・デップ（『Dr.パルナサスの鏡』『パブリック・エネミーズ』）
ヘレナ・ボナム＝カーター（『ターミネーター4』『ハリー・ポッターと謎のプリンス』）
アン・ハサウェイ（『バレンタインデー』『パッセンジャーズ』）
配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

概要：アリス・キングスレー（ミア・ワシコウスカ）、19歳。美しく成長した彼女は、ある日求婚者から逃げ出し、誤って“うさぎ穴”に落ちてしまう。そこは、かつて少女が迷い込んだワンダーランド。しかし、いまは残忍な“赤の女王”が支配する国。ワンダーランドの住人たちは、「預言の書」に記された、伝説の救世主“アリス”を待ち望んでいたのだが…。

評価：★★★★☆
感想：ジョニー・デップ最新作を字幕版２Ｄで観てきました。
流行のサンディは長時間だと疲れてしまうので。
予習の効果もあってなかなか楽しめる内容でした。
但し、ティム・バートン色は画質だけで中身はお子様でも安心して見れる仕上がりだったので、監督ファンにはきっと物足りなかったかと思います（赤の女王は何度も討ち首宣言をしてたけどカエルの処刑シーンはなかったし）。
ジョニーの奇才ぶりは相変わらず美しく素晴らしい。
そしてチェシャネコは愛くるしい。
それだけでも良しかと。

（以下ネタばれ）
今回は夢オチではなかったみたい。でっかくなったり小さくなったり、下着や靴はどうしたのだ。帽子での移動は着地の衝撃で大けがのはずだが。アン・ハサウェイの白の女王がガンダルフに見えてしまった。キーキャラの白うさぎは出番なさすぎ。チェシャネコがやる気をだせば赤の女王退治もあっさりだったのでは。ラストのジョニーダンスは「ビートルジュース」のラストを思い出した、そうだ、同じ監督だった。