「アデル/ファラオと復活の秘薬」

監督：リュック・ベッソン
出演：ルイーズ・ブルゴワン
マチュー・アマルリック
ジャッキー・ネルセシアン
ニコラス・ジロー
ロール・ド・クレモン
ジル・ルルーシュ
配給：アスミック・エース

概要：1911年、エジプト。妹の命を助けたいフランス人ジャーナリストのアデル（ルイーズ・ブルゴワン）は“復活の秘薬”の手掛かりをつかむが、宿敵のマッドサイエンティスト、デュールヴー（マチュー・アマルリック）に阻まれてしまう。ちょうどそのころ、パリでは博物館の卵の化石からジュラ紀の翼竜がかえり、人々を恐怖に陥れていた。

評価：★★★★☆
感想：そろそろ公開終了のリュック・ベッソン最新作を観てきました。
本作は冒険活劇秘宝探索本格アクション映画ではなく、コミックが原作のコメディ色の強い作品でした。
予告や宣伝とは違い多少期待外れな感はあるが、これはこれでなかなか楽しい作品でした。
主役の元お天気おねえさんも美しく好演で今後期待ですね。
ただ残念だったのはリュック・ベッソンにかかせない緊張感とスピード感が弱すぎたか。
それと映像、ＣＧの出来がいま一つだったか（翼竜ライドのシーンなど）。
テニスの串刺しと入浴シーンがあるからPG12なのだろう。
内容的には小学生から大人まで楽しめそうだが。
続編っぽく作ってあるけれど難しいかも。

目的だった妹復活は終わったわけだし。
死んじゃった教授も復活したミイラとかもほったらかしだし。
恋人は妹に取られそうだし。そもそもタイタニックって。