「インセプション」

監督：クリストファー・ノーラン（『ダークナイト』『プレステージ』）
出演：レオナルド・ディカプリオ（『シャッター・アイランド』『ワールド・オブ・ライズ』）
エレン・ペイジ（『ローラーガールズ・ダイアリー』『ＪＵＮＯ/ジュノ』）
マリオン・コティヤール（『ＮＩＮＥ』『パブリック・エネミーズ』）
ジョセフ・ゴードン＝レヴィット（『G.I.ジョー』）
渡辺謙（『沈まぬ太陽』『ダレン・シャン』）
キリアン・マーフィ（『ダークナイト』『サンシャイン2057』）
トム・ベレンジャー（『トレーニング　デイ』『山猫は眠らない』）
マイケル・ケイン（『ダークナイト』『トゥモロー・ワールド』）
配給：ワーナー・ブラザース映画

概要： コブ（レオナルド・ディカプリオ）は人が夢を見ている最中に、その潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる優秀な人材だった。彼は、企業スパイの世界でトップの腕前を誇っていたが、やがて国際指名手配犯となってしまう。そんなある日、コブの元に“インセプション”と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込む。

評価：★★★★☆
感想：レオ様渡辺謙共演の話題作を観てきました。
映画の日も手伝ってか席はほぼ満席でした。
夢の中で展開するアクション、トリック、駆け引きは良い出来で、すっかり魅了（翻弄）されてしまいました。
建物破壊のシーンや重力無視のアクションなどはかなりの迫力でした。
ただし、内容的には難しく、正直最後までよくわかりませんでした。
何処までが誰の夢なのか、そもそも何がしたいのかが途中からわからなくなりました。
コマが回らないと現実という判断も、コマが倒れる夢だったらどうするんだか。
ＥＤの歌には思わずニヤリとしてしまった。夢のような映画は終わりというキックは見事。ただし途中から爆睡の隣の列のおじさんは虚無の世界に落ちてたようですが。

【以下個人的なラストの解釈】
任務の間にコブがアリアドネから妻を忘れるインセプションをかけられてて結果大成功、だとすればラストのコマは倒れても倒れなくてもハッピーエンドだと思うのだが、難しい。小説とか出ないのだろうか。