2010年09月04日
ベスト・キッド
「ベスト・キッド」
監督:ハラルド・ズワルト(『ピンクパンサー2』)
出演:ジェイデン・スミス(『地球が静止する日』『幸せのちから』)
ジャッキー・チェン(『ダブル・ミッション』『ドラゴン・キングダム』)
タラジ・P・ヘンソン(『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
概要:母親の転職で、アメリカから北京に引っ越して来た11歳のドレ(ジェイデン・スミス)は、言葉や文化がまるで異なる環境の違いから、いじめに遭ってしまう。そんなある日、ドレはカンフーの達人であるハン(ジャッキー・チェン)に出会い、猛特訓を開始。抜群の精神力を秘めていたドレは、見違えるように強い少年へ成長していくのだが…。
評価:★★★★☆
感想:往年のアクション映画リメイク版をようやく観ました。
残念ながら日本語吹き替え版でしたがなかなか楽しめました。
オリジナルとはずいぶん設定が変わってますが、リトルスミスとジャッキーの好演とエキゾチックな中国の背景も手伝って王道ながら見ごたえのある内容でした。
いじめのシーンは暴力的であまりオススメできませんが、子供を蹴散らしたり道場へ殴りこんだりのジャッキーは素晴らしく爽快。
淡い恋話はおいといて、お母さんとジャッキーのロマンスなんてのも欲しかったか。
ラストの大会は素晴らしい。まるで天下一武道会のようだ。
(以下ネタばれ)
そもそもカラテキッドではないし。ジャケットで技の受けは多少強引すぎる気が。ジャッキー、いじめっ子達を倒すところはちょっと疲れすぎでは。主要キャラが全員英語がしゃべれるのはどうかと。テレビは英語放送多すぎでは。万里の長城での修行は素晴らしい。ラストで仲直りの大団円は涙もの。しかしバイオリンの結果はどうした。エンドクレジットのスミスの髪型はジムシーのようだった。この際だからから揚げ争奪や茶碗の上でバランスなど往年のドタバタ修行も見たかった。で、あの嫌な師範との対決なんかも見たかった。