「TEKKEN 鉄拳」

監督：ドワイト・リトル（『アナコンダ2』）
出演：ジョン・フー（『トム・ヤム・クン!』）
ケリー・オーバートン（『ザ・リング2』）
ケイリー＝ヒロユキ・タガワ（『HACHI 約束の犬』『エレクトラ』）
イアン・アンソニー・デイル（『最高の人生の見つけ方』）
ダリン・デウィット・ヘンソン
ルーク・ゴス（『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』『沈黙の傭兵』）
タムリン・トミタ（『デイ・アフター・トゥモロー』）
配給：ワーナー・ブラザース映画

概要：巨大な力を持つ財閥が世界を牛耳る近未来。スラム街で闇商売をして生きる青年・風間仁は、TEKKENシティに本拠を置く三島財閥の警備部隊“鉄拳衆”の襲撃に遭い、目の前で母を殺されてしまう。復讐を誓う仁は、TEKKENシティで開催される世界最強格闘技トーナメントに市民代表として出場することに成功、壮絶なトーナメントを勝ち上がりながら総帥・三島平八への復讐の機会を窺うが…。

評価：★★★★☆
感想：大ヒット格闘ゲームの映画化版をＤＶＤで見ました。
前評判がイマイチだったことと相方はゲームを知らないので劇場公開はスルーしてました。
廉価版ＤＶＤが発売になったのでいよいよ購入、ビジュアル的には問題なさそうだが。。。
格闘アクション、特に対戦のシーンなどはゲームを意識した作りで素晴らしい、が肝心のオリジナルストーリーや設定が何ともいただけない。
各キャラクターも見た目が似ているのは仁、クリスティン、レイヴン、ブライアン、吉光（吉光は当然ながら瓜二つだが）くらいか。しかも仁にいたっては性格も全然違ってるし。仁が主役ならファランとシャオが出てないのはおかしいし。一也が平八に従ってるのはもっとおかしいし。ニナとアンナが仲良くしてるのもおかしいし。そもそもイチオシのポールとキングが出てないのはどういうことだろう。
ゲームを１～５までやりこんだ大ファンなので評価は甘めだが、ゲーム未経験者ならアクションとお色気で★２つ程度かと。残念なのだ。

普通にゲームの映像をつないで劇場大画面で流してもよかったのでは。