「ザ・タウン」

監督：ベン・アフレック（『ゴーン・ベイビー・ゴーン』）
出演：ベン・アフレック（『消されたヘッドライン』『そんな彼なら捨てちゃえば?』）
レベッカ・ホール（『それでも恋するバルセロナ』『プレステージ』）
ジョン・ハム（『地球が静止する日』）
ブレイク・ライヴリー（『ニューヨーク、アイラブユー』）
ジェレミー・レナー（『ハート・ロッカー』『ジェシー・ジェームズの暗殺』）
ピート・ポスルスウェイト（『インセプション』『オーメン』）
クリス・クーパー（『かいじゅうたちのいるところ』『ニューヨーク、アイラブユー』）
配給：ワーナー・ブラザース映画

概要：綿密な計画を立て、ある銀行を襲撃したプロの銀行強盗一味のリーダー、ダグ（ベン・アフレック）は、思わぬ事態から支店長のクレア（レベッカ・ホール）を人質に。その後クレアは無事解放されるが、強盗たちの影におびえる日々を過ごす。そんな中、彼女は魅力的な男性に出会うが、その男性こそが自分を人質にしたダグだった。

評価：★★★★☆
感想：ベン・アフレックの最新監督主演映画を観ました。
もう少し感情移入ができればと思ったのですが、親の後を継いだ職業が銀行強盗ではやはり素直に認められまい。もっとやむを得ない理由みたいなところが欲しかったのだが。
但し最初の銀行強盗からラストの脱出まであまり退屈な場面もなく楽しめた方です。
多少のご都合主義も監督兼主役なのでこの際仕方がないだろう。
派手な銃撃戦とカーチェイス、骨太格闘アクションだけでない妙な魅力を感じました。
ベンの初監督作品は未見だが本作を見る限り期待大なのだ。

（以下ネタばれ）
予告にも出てた銀行強盗直前に目があったあの子供はどんな意味だったのだろう。一番緊張したのは喫茶店での首の入れ墨シーン。強盗の日に休暇ということはそれ以外は真面目に出勤していたのか。一回捕まえて泳がして監視していたはずのFBIは見張りが甘すぎ。花屋をさっさと始末していればこんなことにはならなかったのでは。寄附とはいえ強盗のお金と知ってて使ったのだから彼女も同罪か。