「カウボーイ＆エイリアン」

監督：ジョン・ファヴロー（『アイアンマン2』）
出演：ダニエル・クレイグ（『007/慰めの報酬』『インベージョン』）
ハリソン・フォード（『恋とニュースのつくり方』『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』）
オリヴィア・ワイルド（『トロン:レガシー』『ボビーZ』）
サム・ロックウェル（『アイアンマン2』『スパイアニマル Gフォース』）
アダム・ビーチ（『父親たちの星条旗』）
ポール・ダノ（『ナイト&デイ』『かいじゅうたちのいるところ』）
ノア・リンガー（『エアベンダー』）
配給：パラマウント ピクチャーズ ジャパン

概要：過去の記憶をなくした男（ダニエル・クレイグ）が砂漠の町アブソリューションに迷い込むが、住民たちからは歓迎されなかった。また、すべては町を牛耳るダラーハイド大佐（ハリソン・フォード）の支配下にあることを知る。男の記憶の手掛かりは片方の手首にはめられた手かせだけだが、そんな中、町の上空から未曾有の脅威が襲い掛かってきて……。

評価：★★★☆☆
感想：豪華出演陣ＳＦアクション映画を観てきました。
前評判はイマイチでしたが、場内は割りと混雑してました。
西部劇の時代にエイリアンと遭遇対決、というアイデアはとても面白いかと思います。
しかし、記憶がなく名前も思い出せない、格闘は強く冷徹クールで気の利いたセリフも言うダニエル・クレイグに緊張感がありすぎたせいで、つじつまの合わないシーンや突っ込みどころ満載の設定にリアル感を感じられずなんだか滑稽に見えてしまったのが今回の敗因かと。逆に子分と再会のやりとりなどは緊張しすぎで笑えなかったりとか。
あとはエイリアンの形状と目的が微妙であまり恐怖を感じなかったのも問題かと。
個人的に娯楽大作として楽しむ映画ならば、もったいないけれども配役はシリアスキャラでない方が（他の俳優で話題になるかは別として）よかったのかも。
ＣＧなど西部劇の町並みや風景の映像、乗馬や爆破の迫力のアクションに音楽などは素晴らしかっただけに残念なのだ。