2012年01月21日
ワイルド7
「ワイルド7」
監督:羽住英一郎
出演:瑛太、椎名桔平、丸山隆平、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実、要潤、本仮屋ユイカ、中原丈雄、吉田鋼太郎、深田恭子、中井貴一
配給:ワーナー・ブラザース映画
概要:ある日、“ワイルド7”の出動を要する事件が発生。メンバーたちが犯人を追い詰めた瞬間、謎のスナイパーが現われ犯人を射殺して逃走する。ワイルド7の飛葉(瑛太)はスナイパーを追跡するものの見失ってしまう。飛葉は、追跡の際に迷い込んだ埠頭のクラブで黒髪の美しい女性ユキ(深田恭子)と出会い、惹かれ合うようになるが、ユキには秘密があった。
評価:★★★★☆
感想:往年の劇画漫画が原作のアクション映画を観ました。
原作を読んだことがあるので過大な期待はせず観ましたが、テンポのよい展開と派手なアクションとスタイリッシュな出演陣となかなか楽しめる内容でした。
7レーラーからバイクが出てくるシーンやエスカレーターをバイクで上るシーンなどは秀逸。
そして中井貴一の草波は原作のイメージどおりで素晴らしかった。
もう少しワイルドの各キャラについて掘り下げて欲しかった。あの上映時間では難しいかもしれないがもう少し男の義理友情絆仲間意識的なところを見たかった。
公道をナナハンでノーヘルでタンデムなどは映画の醍醐味です。
撮影には結構な苦労があったことでしょう。
残虐シーン少なめでワイルドさに欠けますが、エンタテインメント作品としては十分見ごたえのある作品だったと思います。オススメです。
(以下ネタバレ)
やはり原作漫画と比べるとキャラがイケメンすぎたか。飛葉ちゃんはやんちゃじゃないし抜群の運動神経とバランスは見れなかったし、力自慢のヘボピーはいくらなんでも細すぎだし、オヤブンは老けすぎだし、ソックスは詐欺ペテンな技はなかったし、BBQ?うううむ。制服もできれば白バイの格好が良かったかな。定番の階級証をちらつかせる演出も欲しかった。PSU突入時は昼だとおもってたのに途中から夜間になったのは何故だろう。ユキが仲間になるならやはりラストの戦闘で何処かで活躍するべきだったと思う。バックでの走行はやはり実写ではムリだったか。