2013年03月03日
フライト
「フライト」
監督:ロバート・ゼメキス(『リアル・スティール』)
出演:デンゼル・ワシントン(『デンジャラス・ラン』『アンストッパブル』)
ドン・チードル(『アイアンマン2』『オーシャンズ13』)
ケリー・ライリー(『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』『シャーロック・ホームズ』)
ジョン・グッドマン(『アルゴ』『人生の特等席』)
ブルース・グリーンウッド(『スター・トレック』)
メリッサ・レオ(『ザ・ファイター』)
ブライアン・ジェラティ(『ハート・ロッカー』)
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
概要:ベテランのウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)は、いつものようにフロリダ州オーランド発アトランタ行きの旅客機に搭乗。多少睡眠不足の状態でも一流の操縦テクニックを持つ彼の腕は確かで、その日もひどい乱気流を難なく乗り越えた。機長は機体が安定すると副操縦士に操縦を任せて睡眠を取るが、その後突然機体が急降下を始め・・・。
評価:★★★☆☆
感想:デンゼル・ワシントン最新作を2D字幕版で観ました。
概要やCM予告には肝心なことが載っていないため騙された感があります。
そのまま読むと、正義感の強い優秀なベテランパイロットを社会的に抹消するため、飲み物にアルコールが混ぜられていて、飛行機は計器類に細工がしてあったりと事故死にみせかける陰謀が・・・のようなイメージだったのですが、冒頭すぐに酒漬クスリ漬で空港に向かい飲酒しながらの操縦にはあきれてしまいました。
墜落原因は尾翼の故障でア●中は関係ないのですが、主人公には全然感情移入ができませんでした。
アメリカではドラッグ当たり前で普通なんでしょうが正直気分はよろしくないです。
車でリカーを一気飲みなどは正直腹立たしくもありました。
売人友人役のジョン・グッドマンも今回は好きになれずじまい。
ラストがせめてもの救いだが、デンゼル・ワシントンの好演怪演ぶりがかえってマイナスになってしまったのではないだろうか。
退屈しないすごい映画ではポスターにあった衝撃と感動の物語からは少しずれた気がします。
病院階段の3人の喫煙シーンでの会話と故障から墜落までの緊迫感と冒頭の度胆をぬく大胆ヌードは秀逸で目が離せないのだ。