2013年03月10日
オズ はじまりの戦い
「オズ はじまりの戦い」
監督:サム・ライミ(『スパイダーマン3』)
出演:ジェームズ・フランコ(『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』『グリーン・ホーネット』)
ミラ・クニス(『テッド』『ザ・ウォーカー』)
レイチェル・ワイズ(『ボーン・レガシー』『ラブリー・ボーン』)
ミシェル・ウィリアムズ(『マリリン 7日間の恋』『シャッターアイランド』)
ザック・ブラフ(『チキン・リトル』)
ジョーイ・キング(『ダークナイト ライジング』『世界侵略:ロサンゼルス決戦』)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
概要:傲慢(ごうまん)ながらも、どこか憎めない奇術師のオズ(ジェームズ・フランコ)。ある日、気球に乗り込んだ彼は竜巻に遭遇し、カンザスから魔法の国オズへとたどり着く。そこは邪悪な魔女に支配されており、人々は予言書に記された魔法使いオズが国を救ってくれると信じていた。その魔法使いと同じ名前だったことから救世主だと思われたオズは、西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)に引き合わされた東の魔女エヴァノラ(レイチェル・ワイズ)から、南の魔女グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)の退治を頼まれる。
評価:★★★★☆
感想:オズの魔法使いビギンズを2D字幕版で観ました。
そもそもオズの魔法使いの話はあまりよく知らないし、DVDで見たミュージカルの「ウィズ」も少し違うと思うので、あまり原作にこだわることもなく単純に楽しめました。
主人公のいい加減ぶりにはあまり感情移入もできなかったのですが、後半のアイデアで勝負的なところは(目新しいことはないが)往年のハリウッド映画を思わせる派手さと爽快感があった。
現実世界は白黒、オズの世界は幻想的で広がりのあるフルカラーCGと映像は素晴らしかった。
個人的にお気に入りは表情豊かで秀逸で圧倒的な存在感だった陶器の女の子。
純粋無垢で可憐な西の魔女が悪い魔女になったのはいい加減な主人公が原因ではないか。あれでは非道いのだ。