2013年04月06日
ライジング・ドラゴン
「ライジング・ドラゴン」
監督:ジャッキー・チェン(『新少林寺/SHAOLIN』)
出演:ジャッキー・チェン(『新少林寺/SHAOLIN』『ベスト・キッド』)
クォン・サンウ(『恋する神父』)
ジャン・ランシン
ヤオ・シントン
リアオ・ファン
ローラ・ワイスベッカー
オリヴァー・プラット(『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』)
配給:角川映画
概要:19世紀に起きたイギリスやフランスの侵攻によって、中国から持ち出されてしまった清王朝時代の秘宝。それは12のパーツから構成されていたが、残る数体の所在が不明となっていた。世界的アンティークディーラーから幻のパーツの捜索を依頼されたトレジャーハンター「アジアの鷹」ことJC(ジャッキー・チェン)は、チームを編成してパリ、南太平洋、中国などを飛び回る。しかし、行く手を阻もうとする謎の敵と対峙(たいじ)。さらに、秘宝とその捜索の裏に巨大な陰謀が隠されていることを知る。
評価:★★★★☆
感想:最期のジャッキー・チェン主演アクション映画を2D吹き替え版で観ました。
20年以上前「酔拳」をテレビの金曜ロードショーで見て以来のファンなので、ここは初心に帰って石丸博也さんの声で楽しもうと思いました。
全身ローラー脱出アクションや無人島脱出、工場の人質救出など、コミカルで派手ないつものジャッキーアクションが次から次へと展開します。
技のキレこそ衰えた感があるものの色あせない体術には拍手を送りたい。
お決まりのNG集もあってまずまずの満足ぶりです。
しかし、肝心なストーリーは不満も多く、例えばトレジャーハンターだったのは無人島の探索だけでそれ以外は屋敷に忍び込んで単なる泥棒チームでしたし。
文化財の売買はよろしくないが中国人魂をむき出しにされても今の政治情勢ではあまり同情もできません。
もっと小学生高学年程度でもわかりやすく万人受けする爽快お気楽映画でよかったのでは。
あとはどうせなら懐かしのホイさんとかサモハンとかユンピョウに友情出演で出て欲しかったのだ。