2013年08月17日
ワールド・ウォーZ
「ワールド・ウォーZ」
監督:マーク・フォースター(『007/慰めの報酬』)
出演:ブラッド・ピット(『ジャッキー・コーガン』『マネーボール』)
ミレイユ・イーノス(『L.A. ギャング ストーリー』)
ジェームズ・バッジ・デール(『ローン・レンジャー』『アイアンマン3』)
デヴィッド・モース(『ハート・ロッカー』『パッセンジャーズ』)
配給:東宝東和
概要:元国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)と家族の乗った車が、渋滞にはまっていた。すると、前方で爆発音が聞こえ、トレーラーが無数の車をはじき飛ばしてクラッシュし、パニック状態の群衆が通りになだれ込んでくる。そのただならぬ状態から家族を守ろうと、妻子を連れて逃げるジェリー。やがて、彼は人間を凶暴化させる未知のウイルスが猛スピードかつ世界的規模で感染拡大しているのを知る。そんな中、元国連職員の技能と知識を買われたジェリーは、各国を回ってウイルスの感染原因を突き止めるよう依頼される。
評価:★★★★☆
感想:ブラッド・ピット主演パニック映画を2D字幕版で観ました。
予告編やCMで予想していた「家族と世界平和を天秤に」的なテーマは正直悪い方に裏切られてしまいました。
しかし終盤までは退屈なシーンはほとんどなく迫力の映像と緊迫感で手に力が入りました。
血をかぶっても無事だったり燃料不足のわりに世界各国を回ったり墜落事故で死ななかったり重症なのに走り回ったりと無敵の主人公ぶりを発揮するブラッド・ピットはカッコよく爽快です。
グロいシーンはほぼ皆無ですが、体があまり腐敗してない全速力の電光石火Zは恐ろしい。
そして無事な一般人との見分けがつかないのも問題なのだ。
まとめて始末してるし。
(以下ネタバレ)
ZはゾンビのZだったとは驚き。そしてゾンビならスローに動かないと。一応感染源は韓国ってことで一体何をしていたのやら。携帯電話の電源ネタはぜひマナームービーでも上映してほしい。オチの見えない化については誰しも納得がいかないでしょう。世界規模パニック映画なのに珍しく日本が全く出てきませんでした。