2013年08月25日
スター・トレック イントゥ・ダークネス
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」
監督:J・J・エイブラムス(『SUPER 8/スーパーエイト』)
出演:クリス・パイン(『Black & White/ブラック & ホワイト』『アンストッパブル』)
ザカリー・クイント(『スター・トレック』)
ゾーイ・サルダナ(『アバター』『スター・トレック』)
ベネディクト・カンバーバッチ(『戦火の馬』『裏切りのサーカス』)
ジョン・チョー(『トータル・リコール』『スター・トレック』)
サイモン・ペッグ(『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『宇宙人ポール』)
カール・アーバン(『ジャッジ・ドレッド』『RED/レッド』)
アリス・イヴ(『推理作家ポー 最期の5日間』)
ブルース・グリーンウッド(『フライト』『スター・トレック』)
アントン・イェルチン(『フライトナイト/恐怖の夜』『スター・トレック』)
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
概要:西暦2259年、カーク(クリス・パイン)が指揮するUSSエンタープライズは、未知の惑星の探索中に巨大な地殻変動に遭遇。彼は深刻なルール違反を犯してまで原住民と副長スポック(ザカリー・クイント)を救おうと試みるが、地球に戻ると船長を解任されてしまう。ちょうど同じ頃、ロンドンの宇宙艦隊データ基地が何者かによって破壊され・・・。
評価:★★★★★(満点)
感想:往年のSF映画第2弾を2D字幕版で観ました。
前作を大変気に入っていたので楽しみにしていたのですが、予想以上の出来栄えで感動しました。
予告等で任務と人情の板挟みに苦しむ的な辛い内容だろうと想像していたのですが、良い意味で裏切られました。
怒涛の映像美と迫力の戦闘シーン、これでもかと言わんばかりの場面展開、揺るがない正義感と熱い友情、ニヤっとしてしまうユーモアのある会話と、文句なしのエンターテインメント大作です。
後から冷静に考えるとツッコミどころも満載ですが鑑賞中は気になりません(それでもユニフォームや光線銃のデザインのチープ感はやはり気になりますが)。
TVシリーズも旧作映画シリーズも未見ですがこの新シリーズ、大好きです。
自分が一番印象的だったシーンはカーク船長がクルーの生命を救うために敵に懇願する場面。艦長としての成長も含めて素晴らしかったのだ。
(以下は鑑賞後に気になったネタバレ)
最初の火山は爆発の前に落下のショックで動けまい。幹部勢ぞろいの会議室建物にあんな簡単に戦闘ヘリが近づけるのもどうかと。地雷の中身がスキャンできないのは科学技術的にありえないのでは。ワープ前に計算とかしないね。ワープしてる船に追いつくのはおかしいのでは。ワープ中に攻撃できるのはもっとおかしいのでは。魚雷72個から一瞬で冷凍人間抽出は無理があるのでは。魚雷が72個爆発したのに移動可能な新型戦艦にも無理があるのでは。大パニックのロンドンであんなに全力疾走できるのもおかしいのでは。ラストの格闘はもう2、3人応援ビーム転送するべきでは。結局グリンコン?との星間戦争危機はどこへいったのだ。