2013年09月07日
マン・オブ・スティール
「マン・オブ・スティール」
監督:ザック・スナイダー(『エンジェル ウォーズ』)
出演:ヘンリー・カヴィル(『シャドー・チェイサー』『インモータルズ -神々の戦い-』)
エイミー・アダムス(『人生の特等席』『ザ・ファイター』)
マイケル・シャノン(『ランナウェイズ』『ロシアン・ルーレット』)
ローレンス・フィッシュバーン(『コンテイジョン』『アーマード 武装地帯』)
ケヴィン・コスナー(『 Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』『守護神』)
ダイアン・レイン(『ジャンパー』『ブラックサイト』)
ラッセル・クロウ(『レ・ミゼラブル』『ロビン・フッド』)
配給:ワーナー・ブラザース映画
概要:ジョー・エル(ラッセル・クロウ)は、滅びる寸前の惑星クリプトンから生まれたばかりの息子を宇宙船に乗せて地球へと送り出す。その後クラーク(ヘンリー・カヴィル)は、偶然宇宙船を発見した父(ケヴィン・コスナー)と母(ダイアン・レイン)に大事に育てられる。そして成長した彼は、クリプトン星の生き残りのゾッド将軍と対峙(たいじ)することになり・・・。
評価:★★★★☆
感想:話題のスーパーマンビギンズを2D字幕版で観ました。
基本設定のみ残して新規に作り直された本作ですが、個人的にはやはり初期のスーパーマンが好きなので評価は辛目です。
因みに前回のリターンズは旧作からの流れもあってかなりお気に入りでした。
とはいえ作品自体は見どころ満載で、わかりやすいストーリー、空を飛ぶ時の空気を破る音とスピード感、町をビルを破壊しながらの格闘シーン、未曽有の巨大惑星改造装置と迫力の映像美は劇場向けで素晴らしい。
スーパーマンVSゾット将軍はさながらネオVSエージェント・スミスのようでした(モーフィアスも居るし)。
いじめっ子との握手や隊長が敵ではないと認めるところや竜巻事件など、感動するシーンも多数あります。
「S」マークの秘密などは感心してしまいました。
エンタテインメント映画としては上出来なのですが、スーパーマンシリーズと考えると好みの問題ですがやはり違和感が残ります。
(以下は多少ネタバレ)
スーパーマンには紳士で大人の振る舞いと余裕を見せて欲しかった。鳥や飛行機と間違われるシーンが欲しかった。お約束の電話ボックスや回転ドアでの早着替えを見たかった。ラットスプレッドのポーズは幼少時代以外にも見たかった。EDは地球周回をパトロールでもよかったのでは。メガネで正体ばれない設定を説明しないとクラークがスーパーマンと知ってて入社したみたいになってるし。何処かにジョン・ウィリアムズのあのテーマ曲をアレンジしたものとか着メロとか鼻歌でもよいので入れてほしかった。