2014年05月24日
青天の霹靂
「青天の霹靂」
監督:劇団ひとり
出演:大泉洋、柴咲コウ、劇団ひとり、風間杜夫 他
配給:東宝
概要:場末のマジックバーで働く、さえないマジシャンの轟晴夫(大泉洋)。ある日、彼は10年以上も関係を絶っていた父親・正太郎(劇団ひとり)がホームレスになった果てに死んだのを知る。父が住んでいたダンボールハウスを訪れ、惨めな日々を生きる自分との姿を重ね合わせて涙する晴夫。すると、突如として青空を割って光る稲妻が彼を直撃する。目を覚ますや、40年前にタイムスリップしたことにがくぜんとする晴夫。さまよった果てに足を踏み入れた浅草ホールで、マジシャンだった父と助手を務める母(柴咲コウ)と出会い・・・。
評価:★★★★☆
感想:ご存じ大泉洋主演作品を2Dで観ました。
CMや予告でほとんどの内容が判ってしまっていたのであまり期待せず、洋ちゃんの真面目な演技や代役なしで挑戦したマジックを楽しみにしての鑑賞でした。
前半の落ちぶれっぷりも見事でしたが、タイムスリップしてからは大いに笑って感動してと盛りだくさんな内容で満足でした。さすが大泉洋。好演なのだ。
マジックもドラバラ時代と違ってかなり本格的で驚きました。
ただし時代設定の昭和48年が少し古すぎた感じがしました。
劇団ひとりのチンピラのような演技は正直苦手でした。
万人向けで気楽に見ることができる良作ですがそれなり感は否めないのだ。
(以下ネタばれ)
半年もあったのだから晴夫が父親にマジックのネタを伝授してれば生活には困らなかっただろうに。当時でも帝王切開術とかあったと思うのだが母親は本当に死ななければならなかったのか。10年前になぜ父親はいなくなってしまったのだろうか。晴夫は戸籍抄本とか確認したことがなかったのだろうか。携帯電話など現代のモノは都合よく過去では持ってなかったのかな、時計とか。
と、いろいろ気になりました。