アニメ
2015年02月28日
機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」
監督:安彦良和
声の出演:田中真弓、潘めぐみ、浦山迅、銀河万丈、藤真秀、三宅健太、渡辺明乃、津田英三、恒松あゆみ、喜山茂雄、沢城みゆき、茶風林、池田秀一 他
配給:サンライズ
概要:宇宙世紀0068年。サイド3ムンゾ自治共和国を率いるジオン・ズム・ダイクンは、宇宙に進出した者たちの革新を図るために地球連邦政府からの独立を決意する。だが、それを議会で宣言しようとした演説の最中に倒れ、そのまま命を落としてしまう。ダイクンの側近ジンバ・ラルは、彼の死がザビ家による陰謀だと訴えたが、ザビ家の暗躍はとどまることなく、サイド3ムンゾの実権を掌握しようとする勢いは増していく。一方残されたダイクンの子供たち、キャスバル・レムとアルテイシア・ソムは、ザビ家の政敵に引き取られる。
評価:★★★★★(満点)
感想:安彦ガンダム漫画劇場版を2Dで観ました。
1stファンであればしっかり楽しめるシーン満載で文句なしですが、そうでない場合はまさかのガンダムは出ない劇場版で主役もランバ・ラルでイマイチかもしれません。
マニア向け原作ファン向けなためギャグ要素も強くストーリーも多少強引な点が多いです。
また4部作初回なので盛り上がった所で終わってしまいます。
しかし、最初に書いたとおり1stファンにはたまらない作品です。
OPではいきなりザクⅡの黒い三連星が見れたりします。
是非DVDやブルーレイで見てほしいのだ。
2014年12月21日
ベイマックス
「ベイマックス」
監督:ドン・ホール / クリス・ウィリアムズ
声の出演:菅野美穂、小泉孝太郎、川島得愛、本城雄太郎、Pepper他
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
概要:西洋と東洋の文化がマッチし、最先端技術分野の先駆者たちが数多く住んでいるサンフランソウキョウ。そこに暮らしている14歳の天才児ヒロは、たった一人の肉親であった兄のタダシを亡くしてしまう。深い悲しみに沈む彼だったが、その前にタダシが開発した風船のように膨らむ柔らかくて白い体のロボット、ベイマックスが現れる。苦しんでいる人々を回復させるためのケアロボット・ベイマックスの優しさに触れて生気がよみがえってきたヒロは、タダシの死に不審なものを感じて真相を追い求めようと動き出す。
評価:★★★★☆
感想:ディズニーアニメ最新作を2D吹き替え版で観ました。
予告やTVCMや鉄拳のパラパラアニメで予想していた内容とは全く違う、王道お子様ヒーローアクション映画でした。
設定はかなり重いが、穴があいたらセロテープで補強などベイマックスのコミカルな笑いや、タダシの素晴らしい同級生達の友情で成長していく様は清々しく感動できる良作です。
音楽もよく吹き替え陣もよくとても純粋に楽しめました。
満点でないのは私的にディズニーっぽくなかったからです。
2014年10月19日
メアリーと秘密の王国
「メアリーと秘密の王国」
監督:クリス・ウェッジ(『ブルー 初めての空へ』)
声の出演:高垣彩陽、小野大輔、小山力也、本田貴子 他
配給:20世紀FOX
概要:森の奥にある父親の家にやって来たメアリーは、偶然森の王国に住む小さな女王に出会い、自分までもが小さくなってしまう。自然豊かな王国を守るには、王位継承の日にある花のつぼみを開花させなければならない。ところが、森を滅ぼそうとする悪の勢力がそれを阻止しようとしていた。メアリーはひょんなことから森の運命を託される。
評価:★★★★★(満点)
感想:アマンダ・セイフライド主演のCGアニメを2D日本語吹き替え版で観ました。
イオン・シネマ限定上映でTVCMもほとんどなく少し不安でしたが、日曜夕方の回で生涯初の1組貸切状態での観賞となりました。が内容は親子愛がテーマのとてもご機嫌な素晴らしい作品でした。
序盤から圧倒的なスピードとアイデア満載なアクションですっかり魅了されました。
美しく怪しい奇妙な森の生き物達は敵も味方も乗り物もよく出来てました。
女王が逃げる時の葉っぱや枝の動きは圧巻。
主題歌がビヨンセなのも魅力。
敵のキャラクターが案外人間臭くて魅力。
はっきりしない父親には少しイライラ。
少し危機感が足りないのはやむを得ないとして少し感動もできる全年齢向け良作です。
2014年08月23日
STAND BY ME ドラえもん
「STAND BY ME ドラえもん」
監督:八木竜一
声の出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、妻夫木聡、他
配給:東宝
概要:東京の郊外に暮らす運動オンチで勉強もできない少年、のび太。ある日、22世紀から子孫であるセワシがドラえもんと一緒にタイムマシンでのび太を訪れる。のび太が作った借金が原因で、セワシのいる代まで迷惑をこうむっていた。そのためセワシは、のび太のために世話係のネコ型ロボット・ドラえもんを連れてきたのだ。こうして、のび太はドラえもんと暮らすことになり・・・。
評価:★★★☆☆
感想:藤子不二雄生誕80周年記念映画を2Dで観ました。
原作と大山のぶ代世代のファンとして予告編だけで感極まるほど大変楽しみにしていました。
実際、あの場面を見せられてはもちろんドラ泣きでした。が。
声があまりにも変わってしまったことはやむを得ないとして、原作から逸脱した設定はやむを得ないとして、頭の大き過ぎなキャラクターはやむを得ないとして、のび太があまりにも幼稚で情けなさすぎなところと中盤までのドラえもんがあまりにもやる気がないところがどうにもダメでした。
出来杉くんの扱いもあれではかわいそうだし。
多少変化のあった雪山遭難も正直誉められる行動ではなかったはずだし。
エンドロールはNG集でなくその後のひみつ道具名場面でもよかったのでは。
未来の世界や夜空の映像は確かにスゴかったけれども、のび家のたたずまいは実写以上に素晴らしかったけれども、個人的に手放しで楽しめて感動できる作品ではなかったのが何とも残念でした。
(泣ければ名作感動作、ではないと思います)
2014年07月27日
思い出のマーニー
「思い出のマーニー」
監督:米林宏昌
声の出演:高月彩良、有村架純、松嶋菜々子、寺島進、根岸季衣、森山良子、吉行和子、黒木瞳、大泉洋、安田顕、森崎博之、戸次重幸、音尾琢真 他
配給:東宝
概要:心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。その出会い以来、杏奈の身の回りでは立て続けに奇妙な出来事が起きるようになるが、それは二人だけの秘密だった。
評価:★★★★☆
感想:スタジオジブリ最新作を2Dで観ました。
ご存じ!大泉洋さんと愉快な劇団員が声優として出演していたようですが、分かったのは無口な船乗り役の安田さんだけでした。
型破りなヒロイン登場で正直観ていて不安でしたが、メガネのジブリ風少女が出てきてからはテンポが良くなり多少楽しく観ることができました。
北海道、という設定には無理がありましたがロケーションは美しく映像は素晴らしかったです。
二人の関係が物語の鍵なのですが、正直途中でネタばれしてしまうのは勿体なかったかも。
CMで良いところを流してしまうのはやはり控えてほしいです。劇場予告ではうまいこと詳細は流れてなかったのに。
ジブリっぽく空を飛ぶシーンこそありませんが、最後は説明っぽくなって終わってしまいますが、それでも終盤は涙を拭っての観賞でした。ううむずるいのだ。
2014年07月20日
プレーンズ2/ファイヤー&レスキュー
「プレーンズ2/ファイヤー&レスキュー」
監督:ボブス・ガナウェイ
声の出演:瑛太、近藤春菜、箕輪はるか、金尾哲夫、喜田あゆ美、白熊 寛嗣、新田英人、駒谷昌男、磯辺万沙子、仲野裕、後藤哲夫、山野史人、山野井仁、佐藤美一 他
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
概要:世界一周レースで優勝したダスティは、世界で一番速いレーサーという肩書を捨てて、雄大な自然が広がる山々を火災から守り抜くレスキュー隊のメンバーとなる。ベテラン隊員たちの勇気にあふれた活躍に圧倒されながらも、困難な訓練を一つずつ乗り越えていくダスティ。厳しく接する隊員たちも、ひそかに彼の奮闘を温かく見守っていた。広範囲に及ぶ山火事の現場から炎で行き場を失った車たちを抜群の連携プレーで救ったのを機に、ダスティとほかの隊員たちの絆は一つに。そんな中、彼のレスキュー隊入りの真相が明らかになり・・・。
評価:★★★★☆
感想:「カーズ」飛行機版第2弾を2D吹き替え版で観ました。
前作のラストであんなにパワーアップした機体はなんとなく元に戻ってしまったし、消防士を目指すことになるきっかけも何だか自業自得だし、肝心な部品は最初から特注していればよかったのでは。
世界的に人気のレーサーなのだから告知を出せばファンが見つけてくれたかも。
消火訓練も谷を全開で抜ける必要もわからず、そこも部品が壊れて全開にできないことをちゃんと伝えていれば問題なかったのかと思いますが。
等々いろいろと気になりますがその辺をスルーして前作キャラもあまり気にしなければ、映像は素晴らしく話のテンポもよく、勇気やチームでの友情と盛りだくさんでなかなか楽しめる作品でした。
キャラが多くて楽しいのですが、正直ほとんどの機体の名前は覚えられなかったのだ。
2014年05月11日
ルパン三世 カリオストロの城
「ルパン三世 カリオストロの城」
監督:宮崎駿
声の出演:山田康雄、増山江威子、小林清志、井上真樹夫、納谷悟朗、島本須美 他
配給:東宝
概要:ルパンと次元は大金を盗み出したもののそれが偽札だとわかり、自分たちがつかまされた偽のゴート札の秘密を探ることにする。彼らはヨーロッパの小国カリオストロ公国を訪れ、偶然にも何者かに追われていた少女クラリスを助け出す。しかしクラリスは、ルパンが崖から落ちて意識を失っている間に謎の一味にさらわれてしまう。カリオストロ公国の王女である彼女は、国を支配しようとするカリオストロ伯爵の命令で幽閉されてしまい・・・。
評価:★★★★★(満点)
感想:TOHOシネマズの特別上映でデジタルリマスター版を2Dで観ました。
座席予約で購入しましたがアナに負けないくらいの客入りでした。
もはやほとんどのセリフを覚えるほど見ている作品なので大画面で大迫力を堪能するだけかと思っていたのですが、終わってみればしっかり笑って感動してました。
音楽とテンポのよさと普段にないルパン一味と銭形の魅力が満載で文句なしです。
今では揃わない豪華声優陣も素晴らしく充実した2時間でした。
映像も音響もかなりキレイになっていて大画面での鑑賞にも十分耐えたのでは。
入場者プレゼントでB4版のチラシをもらいました。
そして復刻版のパンフレットが販売してたので購入しました。
帰りの車内は数年前購入した映画のサントラCDでした。
TOHOシネマズ企画関係者に感謝します。ありござです。