邦画
2013年01月05日
グッモーエビアン!
「グッモーエビアン!」
監督:山本透
出演:麻生久美子、大泉洋、三吉彩花、能年玲奈、竹村哲、MAH、塚地武雅、小池栄子、土屋アンナ他
配給:ショウゲート
概要:元パンクバンドのギタリストのアキ(麻生久美子)と、娘で15歳のハツキ(三吉彩花)は、友達のような関係。ある日、ヤグ(大泉洋)が海外から2年振りに二人のもとへ帰ってくる。ハツキは、自由気ままなヤグと、それを笑い飛ばして許すアキに対し、イライラしてしまう。そんな中、親友トモがハツキとけんかしたまま転校してしまい、さらにはアキとヤグの過去を知ることになり…。
評価:★★★★☆
感想:2013年最初の劇場鑑賞作品は、ご存じ大泉洋さん出演の家族コメディ映画を観ました。
もともと上映館も少ないうえに公開終了も近いせいかわりと空いてました。
洋ちゃんのパンクロックはブルーハーツな感じでした。
変な方言はあったけどあのウザキャラは恐らく地でしょう。
ちょっとした生活動作がとても細かく描写されているのが印象的でした。自然な生活感を出すためでしょうか。
笑いあり友情あり家族愛あり歌あり少し涙ありで最後はとてもハッピーなキモチになれる映画でした。
原作は小説のようなので今度読んでみたいと思います。
ちなみに不可思議なタイトルは、グッドモーニングエブリワンを勢いよく発音したもののようです。
佐藤パンチさんが出ていたようですが全く分かりませんでした。。
2012年09月08日
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
監督:本広克行
出演:織田裕二、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、柳葉敏郎、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、佐戸井けん太、真矢みき、筧利夫、小栗旬、香取慎吾 他
配給:東宝
概要:国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が起こり、その後被害者が殺された状態で発見される。殺害に使われたのは、警察が押収した拳銃だった。捜査を担当することになった湾岸署だったが、青島(織田裕二)ら捜査員には情報がまったく開示されない方針が決定。そんな中、第2の殺人が起き、続く第3の事件では真下(ユースケ・サンタマリア)の息子が誘拐されてしまう。
評価:★★★★☆
感想:人気の踊るシリーズ完結作品を観ました。
個人的には興味を持ったのは劇場1作目を何となくレンタルで見てからでした。
偶然同時期にテレビシリーズの再放送なんかが放映していて、そこからのファンです。
レインボーブリッジからはスピンオフ映画も含めて劇場観賞です。
前作がどうも物足りなかったので今回は大変期待していました。
OPのテーマ曲から最後までずっと釘づけで笑いと緊張感のなか目の離せない鑑賞でした。
最期にふさわしい、特に老舗ファンには感動の展開になる流れだったのですが、予告に騙されたことと衝撃のバスで少なからずテンションが落ちてしまったのは否めない。
しかし室井の的確なシビれる指揮にひらめき重視の青島は観ていて気持ちがよい。
青島とすみれさんの仲もあのくらいがよいでしょう。
ほぼフルキャスト動員でこれで本当に完結してほしいものです。
エンドロールに「小林すすむさんの思い出とともに」。ここで泣いてしまったのだ。
2012年01月21日
ワイルド7
「ワイルド7」
監督:羽住英一郎
出演:瑛太、椎名桔平、丸山隆平、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実、要潤、本仮屋ユイカ、中原丈雄、吉田鋼太郎、深田恭子、中井貴一
配給:ワーナー・ブラザース映画
概要:ある日、“ワイルド7”の出動を要する事件が発生。メンバーたちが犯人を追い詰めた瞬間、謎のスナイパーが現われ犯人を射殺して逃走する。ワイルド7の飛葉(瑛太)はスナイパーを追跡するものの見失ってしまう。飛葉は、追跡の際に迷い込んだ埠頭のクラブで黒髪の美しい女性ユキ(深田恭子)と出会い、惹かれ合うようになるが、ユキには秘密があった。
評価:★★★★☆
感想:往年の劇画漫画が原作のアクション映画を観ました。
原作を読んだことがあるので過大な期待はせず観ましたが、テンポのよい展開と派手なアクションとスタイリッシュな出演陣となかなか楽しめる内容でした。
7レーラーからバイクが出てくるシーンやエスカレーターをバイクで上るシーンなどは秀逸。
そして中井貴一の草波は原作のイメージどおりで素晴らしかった。
もう少しワイルドの各キャラについて掘り下げて欲しかった。あの上映時間では難しいかもしれないがもう少し男の義理友情絆仲間意識的なところを見たかった。
公道をナナハンでノーヘルでタンデムなどは映画の醍醐味です。
撮影には結構な苦労があったことでしょう。
残虐シーン少なめでワイルドさに欠けますが、エンタテインメント作品としては十分見ごたえのある作品だったと思います。オススメです。
(以下ネタバレ)
やはり原作漫画と比べるとキャラがイケメンすぎたか。飛葉ちゃんはやんちゃじゃないし抜群の運動神経とバランスは見れなかったし、力自慢のヘボピーはいくらなんでも細すぎだし、オヤブンは老けすぎだし、ソックスは詐欺ペテンな技はなかったし、BBQ?うううむ。制服もできれば白バイの格好が良かったかな。定番の階級証をちらつかせる演出も欲しかった。PSU突入時は昼だとおもってたのに途中から夜間になったのは何故だろう。ユキが仲間になるならやはりラストの戦闘で何処かで活躍するべきだったと思う。バックでの走行はやはり実写ではムリだったか。
2011年10月19日
GANTZ
「GANTZ」
監督:佐藤信介
出演:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多、夏菜、千阪健介、白石隼也、田口トモロヲ
配給:東宝
概要:まったく就職が決まらない大学生の玄野(二宮和也)と、彼の幼なじみで正義感の強い性格の加藤(松山ケンイチ)は、電車にひかれて命を落としてしまう。しかし、黒い謎の球体“GANTZ”が彼らを呼び出し、“星人”と呼ばれる異形の敵との戦いを強いる。加藤は争いを避けるが、玄野はサバイバルに身を投じることを決意する。
評価:★★★★☆
感想:話題の問題作をDVDで見ました。
原作は未読で話もよく知らないままで見ましたが、途中テンポが悪くなる以外はなかなか面白い作品だったと思います。
アクションシーンのビジュアルもCGも役者陣も爆発も邦画にしてはまずまずだったのでは。
何だかわけのわからないまま終わってしまったが確かにつづきは気になります。
~星人が微妙で不気味でしたが、やたらと血が飛び散って人が死んでゆきますが、なんでさっさと銃で撃たないのかも気になりますが(仁王の像とかねぎの大きいのとか)、目が離せないのも確か。
とりあえず続きも見てみますが今のところは割と高評価。
手足がもげたりではやはりPG12か。そしてデート向けでもないですな。
2011年09月10日
探偵はBARにいる
「探偵はBARにいる」
監督:橋本一
出演:大泉洋、松田龍平、小雪、西田敏行、田口トモロヲ、波岡一喜、有薗芳記、竹下景子、石橋蓮司、松重豊、高嶋政伸
配給:東映
概要:行きつけの札幌・ススキノのバーにいた探偵(大泉洋)と相棒の高田(松田龍平)は、コンドウキョウコという女からの依頼の電話を受けて早速行動を開始。しかし、何者かに連れ去られ、雪に埋められてしまうという事態に。報復しようと立ち上がった2人の前に、謎の美女・沙織(小雪)と実業家・霧島(西田敏行)という人物、そして四つの殺人事件が浮かび上がり…。
評価:★★★★☆
感想:ご存知!大泉洋さん主演映画を観ました。
原作は未読ですが、洋ちゃんのファンなのでとりあえず観たのですが、思っていたより退屈なシーンも少なくアクションあり笑いありで楽しめました。
ちょっとムリな設定や先の読みやすい展開はおいておいて、北海道の大自然や札幌ススキノなどのロケーションは良かった。
豪華俳優陣の好演もさることながらやはり主役コンビ2人の掛け合いは素晴らしい。
PG12なので少々残虐シーンとお色気シーンがありますが、オススメです。
OFFICE CUEからは小橋亜樹ちゃんとオクラホマがカメオ出演。亜樹ちゃんは見つけたけどオクラは何処にいたんだろ。
2011年02月12日
毎日かあさん
「毎日かあさん」
監督:小林聖太郎
原作:西原理恵子
出演:小泉今日子、永瀬正敏、矢部光祐、小西舞優、正司照枝、古田新太、大森南朋、田畑智子、光石研、鈴木砂羽、柴田理恵、北斗晶、安藤玉恵、遠山景織子
配給:松竹
概要:締め切りに追われる漫画家サイバラ リエコ(小泉今日子)は、6歳の息子ブンジと4歳の娘フミを育てる二児の母。子育てと仕事で目が回るような忙しい日々を送っていた。そんなサイバラの夫は元戦場カメラマンのカモシダ(永瀬正敏)。現在、アルコール依存症と格闘中で入退院の繰り返し。しかも、克服どころかますます悪くなる一方。ついにサイバラは離婚を決意するのだが…。
評価:★★★★☆
感想:西原理恵子大ヒット漫画原作映画を観てきました。
原作のイメージ通りの展開とサイバラそっくりのキョンキョンに驚きました。
アニメとイラスト画と実写の混じった本作は無論大画面大音響で観る必要はなかったのですが、笑って笑って泣いて心に響く感動作となっていました。
小泉今日子の怪演、永瀬正敏の壊れっぷり、そして素晴らしい子役2人。
是非夫婦ご家族で(TVでもよいので)観てもらいたい。
原作を知らなくても楽しめる内容でしたが小さいお子様には少し難しいかも。
ゴムプールで川下りの兄弟愛に涙。メリーゴーランドのところの夫婦愛に号泣。子供たちが笑わせようと必至なところで更に号泣。クレジットの写真に感動。涙が止まらない所を隣の小さいお子様に見つかってしまったが仕方があるまい。
2010年12月11日
SPACE BATTLESHIP ヤマト
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
監督:山崎貴
出演:木村拓哉、黒木メイサ、柳葉敏郎、緒形直人、西田敏行、高島礼子、堤真一、橋爪功、池内博之、マイコ、矢柴俊博、波岡一喜、三浦貴大、斎藤工、山崎努
配給:東宝
概要:2194年、外宇宙に突如として現れた敵・ガミラスが地球への侵攻を開始し、人類の大半が死亡してしまう。5年後、地球が放射能で汚染される中、かつてエースパイロットとして活躍していた古代進(木村拓哉)は、はるか彼方のイスカンダル星に放射能除去装置がある事実を知り、宇宙戦艦ヤマトで仲間と共にイスカンダル星へ向かう。
評価:★★★☆☆
感想:話題のヤマト実写版を観てきました。
昨年CGで復活した時にも思ったのだが、昔のアニメ版とは全く別物として見る分には、そこそこ頑張っている感もあるし迫力も感動もあり楽しめる作品だったと思う。が、ヤマトを名乗るからには本作への酷評も多いことだろう。
話的には劇場版の1と2を足したっぽい感じではあるが、無理やり盛り込むくらいなら1だけでよかったのでは。
デスラーやスターシャ(かサーシャどっちか)の設定についてはあれでも問題ないと思う。
デスラー総統を出すならば相当なドラマと説明が要るだろうし。
OPのナレーション、ド迫力の発進シーン、波動砲発射までのプロセス、アナライザーの声、第三艦橋大破など新しくも懐かしいシーンは健在なので旧作ファンでも多少は楽しめるところも多いはず。
徳川、佐渡についてはもう少し出番が欲しかった。残念なのだ。
(以下ネタばれ)
「バカめ」を見たかったが敵があれでは仕方がないか。しょっぱな古代が爆風ですっ飛んだが放射能とかより衝撃で普通なら即死だな。森雪、戦闘機乗りでは沢尻でもダメだったな。コスモゼロはガウォークかトランスフォームのように変形したのは大変笑えた。佐渡先生、AEDってもう少し医学も進んでるのでは。第三艦橋は今回は直らなかったな。座標と設計図が送れるのなら何でメッセージの一言でも入れなかったのだ。コスモゼロでのアナライザーはR2D2ではないか、そして巨大アナライザー(笑)は最初から出しておけば被害も少なかったろうに。古代と森雪の後半のやり取りは命懸けで守るというセリフも含めてやはり展開に無理があるのでは。20分程度でワープができるなら不眠不休でさっさと進めばよかったのだ。そもそも第一艦橋が狭すぎ。約百年後なのに日本酒一升瓶はどうだろうか。ワープテストがあんなにあっさりなのもどうだろう。徳川の航行に異常なしと沖田の何もかもが懐かしいの台詞はやはりジーンときてしまった。ラストの攻防直前、レーダー担当がしっかり観測していれば被害も少なかったろうに。ラストの歌は期待してたのだがなんか「アルマゲドン」みたいで微妙でした、残念。